「ほくろ」・「いぼ」をとりたいのですが - きたがわ内科のりこ皮ふ科クリニックブログ

当院では「ほくろ」や「いぼ」の除去を行っております。

メスを使用した切除も可能ですが、レーザーでの除去もオススメです。

今日はその違いを簡単にお茶の間へお届けします。

※「炭酸ガス（CO2）レーザー」
局所的に組織を蒸散させるレーザーです

当院で使用している炭酸ガス（CO２）レーザーは

ルミナス社の「AcuPulse™（アキュパルス）」です。

従来機と違い、

厚生労働省認可の「高性能スキャナー」と「フォーカスビーム」を搭載しているので、

　　・「正確に」、

　　・「極めて薄く」、

　　・「均一に」除去が可能です。

より高い安全性と効果があるだけでなく、

傷をきれいに除去でき、出血もほとんどございません。

＜なぜきれいに治るのか＞

AcuPulse™は「無炭化蒸散」が可能となっており、炎症反応や色素沈着のリスクを大幅に軽減した最新レーザーです。

これまでのレーザーで生じていた「炭化（照射部位表面が黒く壊死する）」が起こらないため、極めてきれいな治療ができます。

さらに、スキャナーがついていることで、取り除きたい「ほくろ」や「イボ」を

ピンポイントで治療できるので、治療部位周辺を傷つけるリスクも少ないです。

個人差がありますが、1～3回の治療でほぼきれいに取り除くことができ、少ない治療回数でクリアな肌を実感いただけると思います。

＜これはほくろ？イボ？＞

最も大切なことですが、いま悩まれているその「ほくろ」、「いぼ」は、

本当にただの「ほくろ」、「いぼ」なのでしょうか？

一見シミにみえるものの中に悪性腫瘍が潜んでいることがあります。

きちんと診断しないまま、ただ除去すると余計に悪化するなどトラブルのもとです。

医師が診断したうえで、症状にあった検査や治療を選択することが重要です。

当院では、皮膚科専門医である「のりこ先生」が

医療用拡大鏡検査（ダーモスコピー）で診察を行い、

悪性が疑われる時は生検による病理検査を行うなどしながら治療を行っていきます。

＜炭酸ガス（CO2）レーザー施術の概要＞

　　　　　施術時間　：　15分程度（大きさや個数により異なります）

　　　　　　痛み　　：　麻酔を行いますので、痛みはほとんど気になりません

　　　　ダウンタイム：　2週間、照射部位をテープで保護していただきます。

　　　　　 メイク 　：　テープ保護の上からは、施術直後でもメイク可能です。

＜施術の流れ＞

診察・カウンセリング
施術前に最適な治療法や施術の注意点について説明します。

↓

クレンジング・洗顔
お顔の照射の場合は施術前にクレンジング・洗顔を行っていただきます。

↓

レーザー照射
麻酔を行いますので、痛みはあってもチクチクする程度です。

↓
アフターケア

施術効果を落とさないためにも適切なケア方法を説明します。施術後はデリケートな状態ですので、保湿や紫外線対策が必要です。照射部位をテープで保護しますが、テープの上からメイクや日焼け止めは使用可能です。テープを無理にはがさないよう気を付け、清潔に保つようにします。ピーリング効果のある化粧品やスクラブなどは使用せず、マッサージなどで肌を強くこすらないよう注意してください。