ご存知ですか?「高濃度ビタミンC点滴」

よく知られる栄養素の代表格「ビタミンC」。

多くの食品に含まれ、サプリメントでも気軽に摂取できます。

数多くのうれしい作用(抗酸化作用アンチエイジング)があり注目されていますが、

注意点がございますのでご紹介いたします。

ビタミンCは水溶性

これが意味することは、食事やサプリメントで一度に多く口から摂取しても、血中内は400mg程度で飽和してしまいます(レモン1個20mg程度)

つまり、それ以上の余剰分は尿として排泄されてしまうのです。

血中濃度を維持するためには一日数回に分けてこまめに摂取するなど工夫が必要です。

そこで話題となったのが

「高濃度ビタミンC点滴」

直接静脈内に投与するため、全身組織に素早く届け、高い効果が期待できます。

一般に美容目的で投与される12.5gはレモン625個分に匹敵することになります。

そもそもビタミンCとは

生活習慣病やがん発生の原因といわれる「活性酸素」

これは食生活やストレス、紫外線など、日常で避けることのできない刺激で発生します。

実はこの「活性酸素」が細胞に直接ダメージを与え、

細胞レベルの「老化(シミ、しわ、たるみ)」に影響することが分かっています。

そこで注目されているのが

「強い抗酸化作用」をもつビタミンC

なのです。

余談ですが、がん治療の選択肢としても「超高濃度ビタミンC」が導入されている施設もあるようです。

美容面で期待できる3つの効果

(1)メラニン生成を抑制
   お肌の天敵「シミ」。これは活性酸素によるメラニン生成が原因です。この生成を

   抑制することで「美白効果」や「シミ」の予防・改善効果が期待できます。


(2)線維芽細胞の働きを高めてコラーゲンの生成を促進
   肌の弾力維持、皮脂の分泌をコントロールしニキビの予防にもつながります。

(3)セラミド生成の促進
   肌のバリア機能を高めてターンオーバーを正常化する効果があります。


お肌に対してこれらの作用をもつビタミンCを高濃度点滴で取り入れることで、

高い効果と即効性が期待でき、アンチエイジングの第一歩にお勧めです。

まだまだありますビタミンCの効果

(4)過酸化脂質を抑制

   動脈硬化作用のある過酸化脂質。これを抑制し、血中コレステロールを低下させる

   だけでなく、HDL(善玉)コレステロールを増加させることが近年分かってきまし

   た。高脂血症や動脈硬化の予防・改善を期待できます。

(5)抗ヒスタミン作用

   アレルギー疾患にも有用で、花粉症による症状(鼻水やくしゃみ、目のかゆみな

   ど)の緩和が期待できます。

よって

点滴の頻度について

高濃度ビタミンC点滴の抗酸化作用は約30日間持続するといわれています。

つまり基本的な目安としては月1回くらいのペースが望ましいと考えられています。

例外として

長時間野外で紫外線にさらされる場合や、イベントがある場合は、

前後1週間を目安に

イベント前に1回、イベント後に1回の計2回点滴をする方が

紫外線ケアとしてはおすすめです。

副作用(おもに施術中のものが多いです)

重篤な副作用の報告はなく、安心して受けることができますが、

体質等により以下のような副作用がでることがあるのでご確認ください。

    ・点滴中の点滴刺入部や血管の痛み(血管痛)

    ・口渇(比較的強い喉の渇きを感じる方がおられます)

    ・低血糖症状(めまい、冷や汗、動悸)

    ・眠気ボーっとする(ビタミンCの抗ヒスタミン作用によるものです)

また、次のような方は高濃度のビタミンC点滴を受けることができませんので

ご注意下さい。

G6PD欠損症の方

心不全不整脈浮腫腹水のある方

腎不全があり、透析中または透析が必要となる可能性が高い方

高濃度ビタミンC点滴にかかる費用(税込み表示)

ビタミンC(12.5g)点滴 8,800円
ビタミンC( 25g )点滴 12,000円

お得な5回セット(1年間有効)として

(12.5g) 40,000円(25g)  55,000円
もご用意しております。セットが断然お得ですのでぜひご利用ください。

キタさん
  • キタさん
  • 出身:福岡県北九州市
       令和4年4月に熊本へ移住
    趣味:映画、旅行、ドライブ、ゴルフ
    資格:日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医